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2008年7月23日 (水)

門戸厄神(松泰山東光寺)(H20.7.21)

●門戸厄神(松泰山東光寺)(兵庫県西宮市門戸西町2-26)
門戸厄神という呼び名の方が知られていると思います。阪急電鉄の駅名も門戸厄神です。正式名称は松泰山東光寺。 当寺は嵯峨天皇の勅願所として弘法大師により天長六年(829)に開基と伝えられています。東光寺という名称は薬師如来様の住む浄土、東方浄瑠璃世界から光を発せられる寺という意味で名付けられました。通称名である門戸厄神(厄神さん)と呼ばれることの方が多く、厄除祈願のお寺として広く親しまれています。
東光寺には、日本三体厄神の一つである日本三躰厄神明王(両頭愛染明王)が奉られています。寺伝によれば、嵯峨天皇の41歳の御厄年の時、愛染明王と不動明王が一体化し、諸々の災厄を打ち払い、魔障を打ち平らげる霊威を夢幻に感得したのを弘法大師がお聞きになり、大師自ら白壇木に愛染明王と不動明王が一体になった明王像を刻まれました。厄神明王像(両頭愛染明王像)を三体刻み弘法大師により厄除祈願が行われ、その際嵯峨天皇は愛染明王と不動明王が一体となって厄神明王となりあらゆる厄を打ち払うという霊感を得、空海に祈願を命じた。弘法大師は愛染明王と不動明王が一体となった厄神明王像(両頭愛染明王像)を三体刻み、一体は高野山の天野明神へ国家安泰として、次の一体は石清水八幡宮へ皇家安泰として、残る一体は一般庶民守護のためにお祀りされていますが、現在残っているのは東光寺のもののみとなっています。
毎月19日には厄神明王の縁日として行事が行われ、特に毎年1月18日・19日の厄神大祭と2月3日の星祭(節分)は、その年の前後に厄年を迎える人々を中心にした参詣者で大いに賑わいます。 また11月19日には人形供養も行われます。参道には屋台の店が並び、日ごろ静かな旧西国街道から参道にかけて人の波は途絶えることを知りません。 この年に厄除けをする人は男坂・女坂を上り境内に入り、厄神堂・大黒堂・愛染堂などにお参りします。 厄除開運以外にも家内安全・商売繁盛・無病息災など諸願成就の御霊徳があるとされています。

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▶阪急今津線軌道沿いの道から一つ西側の道を進むと、二基の常夜灯が立ち左折すると門戸厄神への参道があります。門戸厄神へ向かって右側の常夜灯脇に立てられているのがこの道標です。この道標は門戸厄神駅から西へ伸びる西国街道沿いに五十メートルほど進んだところに立てられていたらしい。立てられたのは大正11年1月。昭和34年に門戸厄神駅前整備で失われようとしていたこの道標を、元あった場所からここに移し保存されたものといわれます。

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▶42段の男厄坂と呼ばれる厄年にちなんだ階段。この階段には一段一段登ることで厄を落とすという意味があります。

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▶表門。阪神大震災で全壊し再建されました。

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▶不動堂(護摩堂)。不動明王をお祀りしています。不動とは揺るぎない悟りの心のこと、また忿怒の相は、如何なるものでも屈服させ救済しようとする姿を表しています。このお堂で、そえ護摩のお焚き上げを行います。

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▶地蔵尊様と思われますが、詳しいことは解りません。

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▶子守地蔵尊。うしろの階段が女厄坂です。

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▶33段の女厄坂。

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▶中楼門。

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▶薬師堂。ご本尊薬師瑠璃光如来をお祀りしています。通称お薬師さん。その大願の一つに「私の名を聞けばいかなる病も悉く除かれ、身も心も安楽になる」といわれ、別名大医王とも呼ばれています。額には「瑠璃光殿」と書かれていました。

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▶薬師堂内部。

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▶大黒堂・愛染堂。大黒天と愛染明王をお祀りしています。大黒天は大国主命になぞらえられて、円満なお顔の財福神として台所に祀られ、また七福神の一人で商売繁盛の仏様でもあります。当寺の大黒様は蓮の葉の帽子をかぶり、蓮の葉の台座に立っておられます。愛染明王は全身が赤色で愛情・愛欲を表し、煩悩そのまま菩堤心であることを悟らせ縁結びの本尊でもあります。

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▶厄神堂。日本三躰の厄神明王をお祀りしています。

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▶延命魂(根)。高野山奥の院、弘法大師御廟近くの参道に、高さ60メートル、樹齢八百年を経た老杉が天空にそびえ立ち、お大師様を守護しておりました。生命をまっとうしたその杉根を、この度高野山金剛峯寺より当山へお下げ賜った霊木であります。800年もの永い間、幾千万人もの人々の祈りと神仏の魂がこもった霊木でありますので、延命や、病気平癒(全快)のご利益があります。「延命魂(根)」にふれ、さわり、ご自分の体の悪い所、あるいはお願い事を祈念しておかげを頂きます。

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▶大師堂。真言宗の宗祖弘法大師空海上人をお祀りしています。

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▶大師堂の前の碑。詳細は解りません。

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▶稲荷社。厄神堂の後ろに祀られています。稲荷社・奥の院の存在を知っている人はほとんどいないではないでしょうか?私も今回初めて知りました。

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▶奥の院。稲荷社・奥の院についてはパンフレットにも詳細を記載されていないので、よく解りません。  

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▶奥の院横の仏様。詳細は解りません。

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▶弘法大師(修行大師)と四国八十八ヶ所。四国八十八ケ所は弘法大師を慕い、その御遺跡を遍礼せんとして始まりました。ここには四国各札所の砂を敷き、各本尊をお祀りしています。

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▶手軽に八十八ケ所巡りをすることができます。

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▶東光寺納経印。


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